『話をしよう』 Allow me to tell you a tale.      = TimeLine =
         
+フェルさんの見た目変動履歴+
<世界>の始まり
<Egg>
エル、<世界>を始める。
ルシフェルの卵を創り、暫く後にかれが生まれる。
ほどなく、ルシフェルが時間の中を移動出来ることが判明。

孵化当時は3歳児くらいの外見
(エルは5歳児くらい)。
エルの造った同じ服を着ている。


   *エルとルシフェルのみだけで、それなりの時間が経過*


始まりのその後 <世界>は順調に広がってゆく。
“天界”の基となる場所の最低限がほぼ出来上がったところでラジエルの卵
が創られる。順次、<世界>と天界の創生に関する仕事が続く。
その過程でルシフェルに時間操作の能力もあることが判明。
天界・天使、の名が決まり、以降はある程度型に添って創られた助力者が
増えてゆく。
(※他の天使はエル(やルシフェル)ほどの長命ではないので、人間からすれば相当の長さだが寿命
に応じた時期に世界に還り空席→入れ替えが起こります。ラジはエル及び天界と半共同体なので
一寸例外)
外見成長中。少年期前期〜
エルと違う服がいいと言い出す。
      

                  *この間にかなりの時間が経過(※一度目の涙はこのへんのいつか)*


1番目のアダム
<Second>
 -first
基本的な大規模作業はほぼ完了。
ちょっと疲れたエル、自分の代理が創れないかと思いついて試す。


少年期後期。
エルが選んだ服も自分が選んだ服も
どちらも特にこだわりなく着る


               *また、それなりの時間が経過(※このへんのいつかからエルが「私」と言い出す)*


エルが成長完了。見た目固定。
ルシフェルはしばらく遅れて同じ辺り
に到達。その後、引き続き青年期に
入る。
2番目のアダム
<Second>
 -second


以前のアダムの情報を基に、自分の直轄地となる予定の“地球”で暮らす
“ひと”の概念にあたるものを創ろうとエルが思い立つ。
世界と共に生きる、植物と親しく美しいいきものを想定し、まずは“最初の長”
となるべきひとりを創り出した。それは何事も無く順調に進むようにみえた。
・・・・・しかし。


エルとアダムに見せるために
先の時間の様々な衣服を持ち帰り
着てみせたり着せてみたりする。


                     *暫くルシフェルがひたすら落ち込んだり*



ルシフェルが黒衣しか身につけなく
なり着替える頻度が極端に下が
る。

ルシフェル成長完了。姿固定。
3番目のアダム
<Second>-

<Second>
 -third :El

『話をしよう。』番外
天界の事変から、1万年ほど経過した後。
ほかの作業もほぼ目処がつき、諦めきれなかったエルが三度(みたび)。
1番目と2番目のアダムの情報も踏まえて選んだものを基に、3番目のアダ
ムが創られる。
伴侶としてのイヴも同時に創られ、暫く留めておく予定の一
定年齢まで慎重に様子を見ながら育てられる。現状、特に問題は無し。


これとほぼ同時期、2番目のアダムの時には構想のみだった“冥界”の原型
に当たるものを実際に創っていたエルが他の事も色々あって多忙なのを見
兼ね、ルシフェルが“人間”用の部分の整備と冥界全体の機構(システム)調
整含めて全て引き受けることになった。後に役職名兼通称として“冥主(サタ
ン)”という名が冠せられる。
(※プートはまず最初は半分の場所属性適性がある、というだけの一般秘書官だった。
冥府には天界と違い、やっぱり人界の地位とはちょっと違うけど一部配置抜擢的なものは存在します。
ただしかれらも天使なので、筆頭sのように例外的に相互に張り合う者もいますが相手の邪魔をしたり
蹴落とそうとしたりはしません)



新たな“人間”の萌芽により
前のものとはまた別の<分岐>と
<未来>が現れる。
ルシフェル、先の時代の服に興味
を持つ。
満たぬ知恵の実
<Second>
 -third :Lilith

<Second>
 -third :El
エデンにて知恵の実事件。
力及ばぬことを再び自責するルシフェルをエルが宥める。

ほどなく、エデンの全ての動植物たちと共にアダムとイヴは“地上”に降りる。


その後、ひとに興味をもった天使が現れ時折“堕天”が起こるようになる。
そのうちに、アダムの直系は“天使と人間の間に生まれた娘と婚姻する”
という慣わしができる。
エルは諸事情等も考慮のうえ、基本的に黙認を選択。


人の祖、眠る
<Parts・2>
ほぼ千年近い天寿を全うしたアダムとイヴは子供達に見守られて世を去る。
丁度入れ替わるように、イーノックが生まれる。


天への召喚
『話をしよう』
<Parts>

<Parts・2>
365年ほどの後、エルの迂闊?からイーノックが天界に連れて来られる。
天の書記官となるように希望されることとなる。


この頃に
ジーンズ+ジーンズジャケット
+ハイネック+革靴のスタイル
が固定。お気に入り。
ベルトはまだない。
かれらの邂逅
<Parts>
『話をしよう』

<Parts・2>
召喚の半年後、ルシフェル帰還。
エルに疑問を呈するも選択を許容し、人の子の元へ向かう。

二度訪れ、会話をする。
この頃、準備をほぼ終えたイーノックが正式に書記官に任じられる。

日々と変化
<Parts・2>
3年程後、天界の生活と仕事に慣れたイーノックが変化をもたらすものを探す。
鍛錬の開始。


時の翼の再訪
<Parts・2>
二度目に会ってから約5年後。再びルシフェルが帰還。
休日のイーノックの元に現れて、会話をしたり“鬼ごっこ”をしたりする。
イーノック、迂闊な発言をしてルシフェルに怒られるが、再訪は約される。

過ぎる平穏に
<Call>
<Egg>-after

<Wing>
時折(長いと数年に一度)ルシフェルが訪れるパターンで、書記官の生活は何事
も無く過ぎているようだったが、徐々にイーノックに変化が。

日常が安定し仕事にも鍛錬にも習熟すればするほど、口を開く機会が減少。
それほど目立った異常が感じられないうちに、静かにそれは積もってゆく。


時の鎖の重み
<Call>
<Song>
ルシフェルが明らかに会話に齟齬を感じた時には、既に手遅れだった。
イーノックが人間であることを本当に“わかって”いなかったことを嘆くかれに、
書記官は何がともいわずに、ただ、有難うと微笑む。


花の面影
<Parts・2>
イーノック、“地上”に残してきた伴侶が逝去していた事を知る。
数ヵ月後、思い出と、ひとつの後悔に感傷を覚える彼の元にルシフェル来訪。

ありえない異変
『話をしよう。』番外
<Alert>


番外:
<Second>-outside


イーノックが召喚されてから1000年近くが経過。
既に“地上”での年数と併せて人間の最大寿命を超えている。
無口状態ほぼ完成するが、反動なのか唐突な言行動がみられるように。


そしてその頃、“地上”を見守る役目であった天使たちが一団で堕天を選び、
生き残った七名の堕天使が“塔”を築き“地上”に多大な影響を及ぼし始める。
ほぼ前後するように予見を目にしていたエルは、これが避けられない道であ
ることを悟り、≪洪水計画≫を天の議会に提示することを決意する。
しかし。時を渡るルシフェルが目にした<分岐>、そしてエルの目にしたもう
ひとつの予見。
“ありえない”事態がそこにあった・・・

ルシフェル、上衣を黒紗のデザイン
シャツのみに変更。ここでジーンズ
の型と靴もこっそり変わっている。
ベルトが加わりました。
現在の服装。固定。

お気に入り、その2。

実は、最初はジャケットと入れ替えで
ハイネックの上に重ねようとしたが、
折角の生地が余り映えないなと
シャツだけにしてしまったという経緯。

(※店頭に飾ってあった時にマネキン
にズボンと併せてシャツ一枚だけで
直接着せてあったんだと思われる)
そして、旅へ
<Wing>
<Call>
初めて神であるエルに異を唱え、任務を命じられたイーノックは“救う”ため
の戦いに身を投じる。鍛錬がこんな形で役立つとは・・。

そして、まさか、貴方と一緒に旅が出来るとは思ってもいなかった。
不謹慎と思いつつも嬉しい書記官は、唐突な言行動をして最上級天使に怒
られる。

(※洪水に対してのノクさんの「お待ち下さい!」は<Second>-third :Lilith 中参照)
行く先を求めて
<Snow>
この旅の行く先は全て、イーノックが選択しなくてはならない。
変わり果てた“地上”を旅しながら、自分が向かうべき場所を探す。

・・・そんな途中の、ある寒い場所での休息の時間。
それは、ひとときのことだとわかってはいるけれど。
その声という貴方の響きをずっと聴いていたい、と願う。


塔に挑む
<Flag>
地上”の各地を巡り、次元の狭間を越えて辿り着いたのは異様な雰囲気
を漂わせる堕天使たちの砦、生きるためのよすがでもある“塔”。
イーノックは漸く扱いなれてきた神の武器を手に、決意を新たに道を切り開
いてゆく。


そんなある日の休息時。
何故か苛立ったようなルシフェルがイーノックに命じるように言う。
イーノック、そこに座れ。と。
理由は分からないままに従ったイーノックだっ
たが・・・


番外:
<Second>-after



手の中の一粒
<Nuts>
“塔”の中で出会った謎の少女ナンナとネフィリムのふたりづれ。
イーノックの夢の話と、かれらを交えた遣り取りの日常。


新たな探索へ
<Forfeit>
“塔”の件をなんとか解決したが、実は真の問題は別にあるということをエルと
ルシフェルから知らされたイーノック
。ことは“地上”だけの問題ではないのだ。
再び決意を新たに・・・したのだが現状で目的地が定まらない。相談中のか
れらの元に、見たことの無い青年が現れる。
ルシフェルを冥主(サタン)と呼び急を知らせに来たかれを伴って、ナンナたち
を四天使たちに任せたルシフェルとイーノックは共に冥界へと向かう。

全てが黒になる
<Second>
 -third :Lilith

<Color>
過去と現在までを、そして原因と結果を繋ぐ連鎖。
それは漸く、ひとつの形を持って終結を見た。

・・・しかし、それとは裏腹に。
<世界>には予見されていた終焉が迫っていた。

何かしなければ、でもどうすればと思うイーノックに、傍らの天使は
告げる。私に、ひとつ出来るだろうことを思いついた。と・・

<世界>の行方
<Transfer>
<引継ぎ>の成ったその後の<世界>での、“地上”と天界のそれぞれの
様子。そして、その流れる時の行方。


そして、物語は
<Tell>
かれらの出逢った時代から、一万四千年後。
現代まで時を辿り着いたイーノックと、相変わらず傍らにあるルシフェルの
姿は、今日は“地上”のとある場所に居て、人々の歩みとざわめきを見下
ろしていた。

・・・イーノックが告げる、今こそルシフェルに伝えたいこととは?

玉葱のむき方
<Link>→
<Transfer>から引いて<Tell>のその後に続く、もう一つの行方。








20110302:

<Egg>書いてたらちょっと引っ掛かって気合が尽きたので
纏めついでの脳内整理に粗筋入り時間軸年表作成。
ネタバレなので完了後の公開かな。



+追記 0830:

何時残り分が書ける、というのが不明な状況のままなので
とりあえず出してしまうことにしました。
元々、<Color>が出るまで伏せていたというのが最大理由なので。



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『話をしよう』 Allow me to tell you a tale.
Title SubTitle memo
第一話:
Talk  
天の書記官 一人の人間と 一羽の天使 初対面
第二話:
Call  
時の砂 記憶と 嘆きと 旅立ちと 時間経過
第三話:
Snow 
雪の静寂 雪の灯りと 一時の休息 旅の途中
第四話:
Flag
寒さの理由 不機嫌な天使と 書記官の困惑
第五話:
Parts
召喚の理由 それは気紛れ? しかしそれとも 回想
第六話:
Parts・2
日々と変化 花の記憶と 窓辺の夢
第七話:
Birds
鳥達の園 始まりと 未だ見ぬ翼
第八話・前:
Another Talk
時間制限 君に さよならをいう前に 神の事情
第八話・後:
Aler
t
洪水の理由 黄色い終焉と 黒の向こうに 経緯と事情
第九話:
Nuts
夢を占う 夢の木の実と この手の上の 再び現在
第十話:
Forfeit
新たな異変 別の呼び名と 探索と 冥界へ
第十一話:
Second
天上の過去 最初の“ひと”と 狂う歯車 経緯と事情・2
第十二話:
Color
全てを救え 翼の願いと 掌の記憶 最後の戦い
第十三話:
Transfer
地と天の行方 時の流れと それぞれの道 その後の経緯
第十四話:
Tell
約束 ずっと考えていた 二つのこと 物語の結末
番外話:
Link
玉葱の皮 長過ぎたけど いまだこれから そしてその後の



20110303:

書いた順でも時系列順でもなく。
既に完了済みの「ひとつの物語」としてみた場合に、各エピソードがどういう順で
出されただろうかな?という感じにちょっと配置してみました。
えるしゃメモの天界TV(笑)っぽく?
粗筋のみでかっとばされている部分(塔とか冥界篇続きとか終盤一歩手前とか)を
脳内補完するとフツーの続き物っぽい気分になれる・・・かもしれませんTT

それにしても各話ひたすらパズルである。分かり難くて大変申し訳ないlllorzlll




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