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わたしは、あなたに沈む太陽の色を与えられた。
美しい黄昏。
穏やかな暖かさの安寧と、明日への希望を招く色。
でもそれは、わたしには似合わない衣だったのだ。
わたしは、その先に行こう。
太陽の去った後の夜に。
あなたという太陽から遠ざかり、わたしは夜となろう。
月の光すらない永の闇夜を纏って、戦おう。
わたしは <リリス>。
生み出し、そして護る者。
(そして ホントウに
なりたかった のは)
『遥か昔、ひとは天使を羨んだ』
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<Second>-third :El
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