だらっと<Second>蛇足です。 ◆first アダム関連にある「なんでアダムが天使の上位?」というネタの埋め。 「神の相似」+「崇める対象」・・・つまり、「アダム=神分身」なんだy! と、いうことで(笑)。 更に、これって・・つまり“端末”か!(<Tell>参照)と気付いたのは 書き出してからである(遅い)。 時間干渉に関しては、<神>であるエルと操作者であるルシ自身の時間 には影響しない(※かれらの個有の時間は基本的に何してても進む。 止めたり戻したり出来ない)です。 物凄くおーざっぱに図にすると、時と“流れ”で出来ている小川の浅い 水の中に立って、周囲のそれに干渉してるようなイメージ。 ルシは水流をある程度操作でき、川の中を飛び石のように渡れる。 <神>はそこに時と“流れ”という川があるという前提なので離れられ ない。(ルシに神の力を貸す干渉だとしても、かろうじて遠ざけ続けて も長引くと川の存在が薄れたり崩壊する) <神>は天界と言う台座のようなものに乗り、流れに沿って進み続ける よう定められていて位置を進むから、かれが居る場所が“現在”になる。 天界の進んだ後には水尾が残るけど前には無い。 ・・・・というような? ルシが移動先で色々調査見聞してから時間が経って帰るのは、ルシが時 間を使うのと同じだけ、天界の時間=神の時間も同様に経過してるから。 という感じの設定になっとります。 遠い時からの途中の移動は、実際に翼を出している限りではないんだけ ど“翼”を使って超高速で流れを遡る(又は進む)感じ。大した時間は使 わないけど距離によって多少差異が。 ごく近いと、飛ぶというよりも跳躍レベルで跳べます。 (本来は全部パチン出来るんだろうけど、これはおらのただの趣味・・) ※天界のノクさん相手にフェルさんがたまーに「時間前後」することが あるのは、<Egg>にあるように、かれが<神>であるエルのいる“現 在”を見誤ることはないんだけど、“ノクさん”を対象に飛んだ場合、 天界の現在〜少し過去までを大まかに範囲にしていることがあるため。 エルのところへのついでとかだとノクさんにも同じ。 土産か何かでまずノクさんに会おうと思って、ちょっとテキトーな時間 に行こうと思うとわざとこの方法で渡ったりする。 時間のアミダ籤引いてるようなものか? 理由は<Call>参照。 ◆second アダム関連ネタ埋めその2。 日本神話の神生みにも主導権ネタあるしベタといやベタだけど、男性主 権強調話であるとしても妙に強調して強力に排除しようとするな?とい うことで。 アダム2nd=リリスで、アダム2nd(リリス)→神(エル)になりました。 総タイトルでもあるSecondは2番目のアダム、エルの2番目、この世で 2番目の存在とかに掛かってます。 アダム2ndの基本外見や特性などは“森エルフ”っぽいイメージ。 単体での“繁殖能力”があり、構造的にも区分どれ?なのでアダム2ndと あとthirdで出てくるもうひとり(?)は“かれ”等の表記不使用。 (天界人=無性の神(エル)と天使は男性風〜中性風の外見が多いので基本 的に総員“かれ”。人間(アダムイヴの係累)と堕天使は彼・彼女。) 変化後の髪と肌の色彩は<リリス>の名の由来説“夜”からと、あと変 えたこと優先認識で自覚は無いですがルシフェルの配色イメージの類似 です。 髪色には、一応もうひとつ意味がありますがSec内では出てきません。 眼の色はノクさんの緑の比喩の対比と、あとSec-thiで出てくる理由で寒 色風の緑。 本家にある“次元の狭間”を妙な変換活用しております。 本来はいわゆる重なってる世界や時間の階層的な隙間みたいなもんかと 思うけど。 アダム2ndは目にしたものを本物かどうか疑わないのか?という点もあ りましょうが・・既に精神状態がスレスレなんで。 あと真偽を疑う要素が辻褄的に特にナイ。 捏造基本篇では神と天使にも成長要素ありですが、いわゆる一定成長以 降不老長寿みたいな感じ。 更にルシにはエルに対する特殊な“制限”がありますが、これは人間で いう成長過程の独立段階っぽいものの簡易擬似。 (エルが「人間に似ている」ための上神に与えられた仕様ですが、かれら からするとよくわからないことです。大雑把すぎるし) ルシはエルにとって一番最初の他者であり助力者であると同時に、試金 石的な存在でもあるのでかれとの関係は全ての基本になる感じになって ます。一番身近なものを“個”として、対等に近く大事にできるかって ーことで。 基本の性格というものはありますが、かれ自身がどうあるかによってル シをどのように育てるのかもエル次第だったり(相互育成なのです)。 冒頭付近にある“首を咬む”のは「沈黙は星々の乾き」(篠原烏堂さんの漫 画)内に出てくる場面と、あと全く別の“喉元を晒すのは生殺与奪権委ねて る”というイメージのごっちゃです。 対峙場面のエルのあれ、はTSのクオータさんの図書館での某仕様が元 ネタ。 ふわふわしたもの、は月光界シリーズD・D篇に出て来た寝具が原型。 元のものは毛皮ぽい感じで眠ると自動的に包んで丁度良くしてくれて、起き ると簡単に解れてくれるという高性能っぷり。 この話では使用者が人間的な体感温度には余り影響されないので、高性 能マット的な感じで設定。 (掛布を使用する習慣自体が無いというよりもエルの大雑把な習慣による ものw) ◆third 3番目にして漸く<アダム>であるアダム。設定的には欠かせない存在 ですが、この話でキーパーソンなのはイヴなので出番少ないです・・ご めんよアダムorz 「名前をつける?」は地上語(後の共通語)の成立要因にしてみました。 アダムの眸の色は子猫っぽい感じに。多分割と童顔でやや可愛め。実を 食べる前にはイヴと特に身長差はないです。同じくらい。 イヴの配色は明暗的にちょっとナンナを思い起こさせる感じに。眸の色 は緑バリエ。柔らかい色の薄荷系イメージ。 [エル+ルシフェルサイド] 冒頭では、天使の自由意志について一寸長々と言及。 神に対する恭順度とか、天の議会って神の意向のある重要決定時に意味 あるの?という辺りについてとか。 ラジエルが例えに使われていてネタが妙に不穏なのはSec-secの最初の 経緯の掘り下げであるためと、あと<B->が先に出ていたせいもあり ます。 四天使をとりあえずwikipeネタ寄りでほぼ設定だけ。 ミカが大分丁寧口調であることだけは以前にぼんやり決めてあったので、 <For−>で最後に話を振っている白鳥はミカです。 (発言順でいうとガブ→ラファ→ウリ→ミカになりまス) プートがどういう存在であるかもここで確定。 捏造基本篇には対比とか類似の構造が点在してますが、ミカとプートも 対比相似っぽい感じです(ある意味ここも双子要素)。 まあ、プートが青い理由は『書記官になったネフィリム』のほうで要素 として振ってあった“青い鳥”由来のみなんですが(笑。容姿由来はまん まのキャラモデル(<For->の蛇足参照)なので)。 かれの青のイメージはヴェネツィアンガラスっていうのかな。アレの明 るく透明な濃青です。目立つ感じで、フェルさんの翼の透明な黒と共通 点を。あとリリスの髪色と同色系。 ほかにSecondで表に出ているのが、 過去の三角形⇒エル・ルシ・アダム2nd 現在の⇒エル・フェル・ノク とか、 ふたりの“ひと”⇒アダム2nd・ノクさん ふたつのE⇒El・Enoch ふたつのL⇒Lucifel・Lilith 辺りとか。 エルがルシの肩を抱えているところの対になるのは、<Parts・2>1頁目 のノクさんとフェルさん参照。 フェルさんが口にしていた「やっぱり、フォローする羽目になるのは私」 「エルがこうしていてくれた」「おまえが郷愁で悩むのもエルのせい」 に額面通りだけではない意味があるのが、あれでちらと仄見えるのとは また別の感じでなんとなく通じていただければ幸い(フェルさんにとっての 大事な記憶なので)。 光沢のあるその気になれば威圧感を出せそうな黒服、はマトリックス風 味です。 なんでいきなり?かというとライダースーツ大天使がぴくしぶで散見さ れてたのをふと思い出したんですが、あれは(輪郭出過ぎで)これの設定 の都合上無理でーすということで、素材連想でマトリックスにしてみま した。流石にグラサンは無いですがw アダムイヴの最初の子のお祝いに名代するエピソードは、Sec−sec〜 thi経由での、『話をしよう。番外』で“人界の見回りは担当ではある”と 言及してあったのの補完です。やっと繋がった。 ほかにも幾つか原典ネタとか“堕天”の発端とかの捏造基本篇.verと か詰めてます。 殴られた←→殴ったは<Parts>のエル視点参照。 全面的に通じているわけではなかったりしますが、大部分と本気で心配 していることはちゃんと通じているので問題は無かったり。 ほか、フェルさん視点の『話をしよう』→<Parts・2>3頁目補完とか。 [リリスサイド] 冒頭はSec-secから直結。 エデン事件経緯はこーなりました、というエピソード。 異界部分とか樹の王は完全にオリジナル要素でFTに突っ走ってます スミマセンorz そして、Sec-thiのラストを書くためにこのSecondという長い長い前振 りが・・。 ノクさんの「お待ち下さい!」がやっと出せました。 <Alert>で疑問だった点の更に補完です。 ところで本家ルッシーの能力は個人レベル干渉なのかな? (影響度の高いものに働きかけて流れを変えるというか・・) その気になればもっとでかそうな気もするけど。 片眼鏡くっつけてみましたが、ここのノクさんの場合は多分“別情報参 照”とかなんかするためのもんだと思います(机上に縮小で映って見え たり情報庫から許可されてる資料範囲のものを記述時のイメージはっき りさせるために脳内投射したりとかする感じ?)。 もう一箇所は<Flag>のあの“後”です。 基本篇ノクさんは真面目なんだけどいまいち間抜けという感じなので。 あのまま終わるとか、Sec-sec中のふわふわの時のエルみたいに先に起 きてて「お早う」とかで普通にお礼言われるとか無いのだった。 まあこの調子だからの基本篇ノクさんなんだけど(笑)。 この後Sec-aftと、更に<For->の遣り取りに繋がってます。 台詞音声のみの部分は<Alert>参照。 Sec-sec分もSec-thi分も“狭間”の情報は『事実』です。 何故映るのかといえば、観測者として近付いたリリスがイメージキーワ ード等で関心や意識や無意識を向けたり、条件上関連するものだから。 問題は、受け取り手がどう取るか・・というそれ。 リリスは最終的に「教えてくれた」と擬人化っぽい表現をしていますが、 “狭間”は別に意志があるわけでも助けてくれているわけでもないので す。“助けにする”ことはできますが。 状況上無理はないけど、“情報と道具”に振り回されてるかも方向。 終盤は<For−>冒頭の寸前。 中天使のコンビは、茶黒翼は鷹系・鈍黄緑は金糸鳥イメージです。 戦闘系とそれ以外の能力のセットみたいな感じで。 後者は、カナリアが空気の異常に敏感と有名なので配役。 経緯としては、冥府に居たプートが大気流入に気が付く(封印破損はこ の時点ではまだ先に偵察するつもりだったリリスが一応エデンの時と 類似の手法で「目立たせない」ようにしていたのではっきりわかってない) →丁度近い場所に居たかれらに一先ず様子を見に行ってくれと指示→ 中略→自身の確認でズレによる隙間とかではなく封印破損ということで ルシフェルに連絡してみようとするが〜・・ で<For->に続く。 プートの携帯の色は例に倣って青。 ラジエルの携帯も存在はしてます。非常用扱い??で出番ありませんが、 その気になればシステムから直通出来るけど、フェルさんが土産的にく れたものなのでどこかに収納してあったり・w・ 色は、フェルさんがエルのを選ぶ時に金と白で迷ったので、髪色でいいか と金がエル・白がラジになった(笑)。 ◆outside Sec-thiラストの経緯にあたります。終章で番外。 ネフィリムネタの補完。ここまできたら書き終わったら読もうと思って、 まだ公式ネフィ本読んでないわで相変わらず色々捏造。オリキャラ視 点でオリキャラ同士のCPなのに実は他のSecよりもシャダイといえば シャダイ(まあ全力で捏造基本篇.verですがw)。 題名はふと思いついて意味を調べてみると、外側・外部・外面・外見・ 上面・部外・見込みがない・万一・最高の・極限の・最大の・飲み込 む・食べる・飲む・範囲を越えて・・・のようなので丁度いいやと決 定。(毎度有難う、やふ辞書検索) “彼”の髪と遺したひとひらは黒孔雀のイメージです。 青色と孔雀翼は智天使だとか+魅了の堕天使で黒って感じで。 Sec-thi:Liのノクさんの「お待ち下さい!」で言及されている知り合い が“彼”のことですが、例の鍛錬の件で最初に声掛けてくれた懐っこい かれとは別です。 堕天サリエルさんは「恋愛に憧れている」が「具体的な個の対象が居な い」という感じで辻褄してみました。堕天使なのでズレてますが、人格 者でもあるということで興味の範囲にはフツーに優しそうに。 (サリエルさんは後でもう一度出番があったりします) ぴくしぶのほうでは表紙に、関連イメージということで“流星と焚火”の絵を 使わせていただいてます(ぺこりこ)。 ◆after 未来の札や予見を目にしているフェルさんは、終末の象徴でもあるネフ ィリムについてどう思うの? <Nuts>や<For->冒頭近辺でネフィにも親しげだけど初対面は? というところの補完。 〆のあと。 改めて自己紹介等と遣り取りをしてから。 「・・ところで」と切り出して<Nuts>おまけの<Berry>でノクさん 視点説明中に書かれていたナンナちゃんの質問タイム開始。 まず友好的な状況をつくり&相手が下手に出ているのも確認してから 切り出しているとかナンナちゃん策士? ・・・っぽいですが、伊達に長老の養子では&余り意識的にやっている わけでもないということで(笑)。 -------------- 20110419: |
@蛇足の蛇足 「エデン」: wikipeによると「平原」の意味で“メソポタミア大平原”を指すそうで。 で、“エデンの東方にある園”がいわゆるそれ。 それ自体を指す名前はなかったんですかね? 場所ごとヒミツっぽくしたんだろうか。 地上の楽園の別名の通り原典では“地上”にあるようです。 楽園=パラダイスのほうはペルシア語→ギリシア語。 「パエリ・ダーサ」=「囲まれた庭」(水と緑の人工庭園)なんだそう。 理想のオアシスのイメージですかネ・w・ この話では逆にエデン=「天上の箱庭」から広い場所と楽園のイメージ が派生したという感じになるのかな。 初子って・・・: トラブった某人が長子とされているっぽいけど、この話では長子は男子 だけど彼ではないつもり。 |
<Color>/<Second>目次/<Birds>/落書目次/筐庭の蓋へ |
Sec-firのアダムにちらっとだけ関連ということで<B->の背景解説も蛇足→ (B本文読んでないと意味不明です。R+RGの話の件なので注意。ネタバレ。無駄に長い) |