だらりと<Color>蛇足。



<Forfeit><Second>third :Lilith からの繋ぎの粗筋分は、
元々は本当に“冒頭粗筋”的にかっとばす想定でしたが。
設定大量投入した分Sec-secとthiで書き込んだので、流石に、
内容不明なので避けて堕天使側の描写ほぼ皆無にしてある“塔”と違ってそれで流す
のは無理だべ、しかしこれ以上描写書き込む情報も特に、ということで中途半端になり
ましたorz


◆自由の民とか方舟とか
補完と原典ネタ埋め。
ノアと方舟と言うと、実は「ドリトル先生」シリーズの長命な大亀が語る話に出てくるノア
のじーさんがそれなりの印象で記憶されちゃってるんですが。
ここは逆にかっこいいじいちゃんにしてみようかと。
ナンナのじいちゃんとか彼は、「辺境警備」「グラン・ローヴァ物語」(紫堂恭子
さんの漫画)に出てくるような色々なじーちゃんたちを何となく思い出しながら。

ラファさんの能力設定に植物の活用と楽奏が入ってるのは単純に“癒し”の関連と、
あと「BUD BOY」(市東亮子さんの漫画)に出てくる花仙の薫さんと緑仙の東雲のイ
メージ混ぜこぜかも。楽のほうは投入幅がなかった(笑)。

白くて厚みのある円状の甘い微粉を固めたような菓子はポルポローネとかボルボロン
とか言われてるやつモデルです。教会で作ってるという土産品らしいものを以前親戚
から何度も貰ったことがあるのでそれを思い出しながら書いてみましたが、そのへんで
見掛けるレシピは球状に丸かったりどちらかというと薄茶みたいな色をしていてなんか
違う・・。
もうひとつのものは携帯栄養食ぽい感じに(カ●リー●イトのような棒状かウエハースか
おこしのような板状かはお好みの想定で)。
どちらも粉状.verの“マナ”の変形イメージとして採用したので、種族によって味や栄養
素が変わる感じで。
飲み物も天からの特別な何か想定。甘露水? 癖が無く喉越しのいいスポーツ飲料??
みたいな描写にしちゃってますが(笑)。

植物区でああいう気分になったのは独りで静かな環境だから&大分濃い緑の気配の
せいもあり、リリスの念の影響の毒出し(=浮き上がって抜けた)っぽいよーなもんもア
リ。


◆ななつ・そのいち
フェルさんは“創られた”時からこれらの“変化(へんげ)”バリエが決まっていました。
いわゆる一種のアーキタイプ?
出番なかった“魚”は、“遊び”が好きで“海”での“跳躍(ジャンプ)”の象徴でもある
“海豚(いるか)”とかだったりするかも(魚類じゃなくて哺乳類だけど)。


◆食べ物関連と“夢”は<Nuts>とおまけの<Berry>参照。

鳥の話は<Wing>
ふたつめのななつのほうで点々と出ているのは<Parts・2>3頁目


◆“黒”ネフィリム
<Alert>同様に壁画モデルです。
ゲーム内の“火”の情報も周辺雰囲気込みで見たときひぃぃlllしましたが。
アレ、の怖さは今見直しても目がヤバイ目が・・・・・。


◆ななつ・そのに

適当に虹っぽい傾向で七色配分してから調べたら、一般的なのが
「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」なんだそうなので。
「怠惰」→青・「暴食」→橙・「色欲」→紫・「強欲」→緑・「嫉妬」→黄
「憤怒」→赤・「傲慢」→藍
にイメージで配分してみました。

やたらものが飛んで来るのは、元々の思い付きがよくあるような対戦ゲーステージの
風味だったから(笑)。
このななつとの対戦の間はフェルさんが周囲との時間調整もしていて“中の時間”のほ
うが速いので、外部のナンナたちのほうではノクさんが過ごしたほど長い時間を経過し
ていません。


以下は、各自の背景想定解析してみたり。
“かれら”はその周辺要素も含めた可能性断片の集合体から構成されたひとつの“結果”
の姿であり、各自背景もそれに応じて有しています(まあつまりパラレルだけどあくまで
フェルさんが引き寄せたことによって一時的に撚り合わされた、演算的な仮想実存のもの)。
“ノクさん”に対しては自分の“知って”いる<イーノック>と“重なって、かつ混ざってみえて”
いて、“現実的な夢の中”のように特に違和感は持たない認識のもとに対応してて、ノクさ
んもそれは何となく遣り取りだの向けられる感じとかでわかってます。


@毛布のかれ
寒がっているのは現代引き篭もりして帰ろうとしないので、<神>にエネルギー送達
を手控えられている(止められてはいない)せい。
神のほうは音を上げるのを待っているのかもしれないが、帰りたくないようだ。
神が“ある程度”嫌われたのか何らかの理由でかれが拗ねているとかなのかは不明。
ここのイーノックさんは、その状態で出遭って苦労する羽目になる現代人の飯野君か?

⇒核になった感情は、文中にあるとおりかれだって本気でサボったり放棄したい気にな
るくらいは(笑)。
基本的に弱い感情なので翼は小さいです。


@ポケットのかれ
偏食? 完全に菓子に偏って執着しているっぽい。
イーノックさんに出会うことによって、飲食物に改めて自分も口にするものとしての興味
を持つ。とりあえず色々食べたり、彼に自分の気に入ったものを食べて貰いたいだけ?
っぽく、特に複雑なことは考えてない感じ。悪気は無いが多分大雑把。
本当はイーノックさんと“一緒にごはんが食べたい”んだけど、自身ではそれを理解して
いない。

⇒核:人間の飲食物への関心。味覚とか食感とか好奇心の満足感とか〜。
ノクさんへの関心に直結している点(本文参照)もあるので、翼は大きめ。
タイヤキは“一緒に食べる”というフレーズを認識した時のものなので重要。


@飾紐のかれ
気喰いなのは<神>が育て方間違えたのか、それがあたりまえ(世界を回す働きの代
わりに気に入ったいきものから糧を受け取る習慣がある)なのか。
契機(きっかけ)があったり頑張れば“本当に懐いて”くれるのか、“気紛れに懐くような風
にすると反応が良いのでそうする”だけなのかどうかや、いずれかのそれをどう思うかで
イーノックさんの立ち位置が変わりそうな。
ここの彼は生真面目で信仰心篤く、元々は長に近い立場の戦士だったとかかな。
特殊な種族で気喰いのイメージ自体は一部「純白の血」(篠原烏堂さんの漫画)の主人
公の片方から(かれは普通に生気(エナジー)を食べるだけだけど)。

⇒核:文中にあるとおりの“気遣いとか温かみが嬉しい”。
エルとかノクさんへの“頼りたい”とか“甘えたい”というような感情を含みます。
重要度が高いので翼は大きい。


@写真のかれ
真面目が上手く噛み合っていない感。かれがやや寒さを感じている様子なのは、毛布の
かれと違ってエル(別の)のことは相互に好きなのに、務めをより良く果たして助けになろ
うと矢鱈思い込んでしまって交流不足で精神的に少し疎遠になりがちで、送達が途切れ
そうになったり波がある状態のため。特にかれが関心の強い現代では電波状態がよくな
いような有様だが、かれはそれも“時の距離が遠いから”だと思い込んでいる。
目的と手段が転換しちゃってるというか・・に気が付いていない。
ここのイーノックさんは気に入られているのにろくに相手をして貰えないので状況改善が
困難と推測される。真面目だが遠慮もあって、色々なことに余り要領がよくない性格?

⇒核:興味を持ったものを手に取りたい欲求とか満足度とか〜。色々。
好奇心や仕事の達成感みたいなものにも関わるので翼は大きめ。
本体のかれは物欲というか所有欲は低いです。手に入れた気に入ったものをあげるの
は好き(エルに持っていってあげる仕事+習慣もあるので)。
フェルさんの仕事は任意の範囲が広いため、本体のかれは上手く“適当”にしていること
をバランスを崩すと・・というあたりも。


@子供のかれ
大体見たまんま。容姿は成人までの年齢ランダムのようだ。
エル(別の)も同様のランダムだったり、更に色々ひとではないものにも姿を変えているかも。
言動によると人間がまだ居ないのに既に現代風の服を着ていることから天界にそういう衣
服があるパターンか、それとも記憶の件も含めて時系列跳び含みか。
ここのイーノックさんはノクさん同様に妻子持ちだがちゃんと予告されてきちんと別れてから
喚ばれたパターンとかなのかも。子供好きぽい。好かれているようだけど頻繁に怒られたり
蹴られてそうな感。

⇒核:文中で子供の姿のかれがノクさんに話した内容とか。
あとは変形してますが、子供のナンナは気軽に触れていいなあとか。どれほど経とうが“地
上”が一番大事なんだろうかとか。
割とそのまんま。嫉妬と言う感情自体が極々弱いものなので翼は小さい。


@爪甲のかれ
シリアス傾向の真面目な性格。エル(別の)とは上司と部下であると共にきょうだい同様の
感覚もある親友。責任感が強い分、自分が主体では事態を変えられないことや、エルとの
離別や先の見えない旅を耐え難く思うなど、基本しっかりしてそうに見えて逆に割と脆い。
手足の爪甲は攻撃.verということで猛禽類ぽく。首の輪は護符であり神に従うものである
印でもある。貨幣っぽいが両面同柄。
いわゆる“イカサマコイン”と考えると“欺瞞”。双面変わりなしと考えれば“二心(ふたごころ)
無し”か“どちらもそれにかわりない”、又は“ひとつしか選べない”や“心は決まっている”。
とか、いずれも暗示っぽいかも。
イーノックさんに対しては、人間の癖にと思っていたのに、何時の間にか許容に対する憧れ
のような恋と言うか愛というかのようなものを抱(いだ)いているが、天使の自分がそう想うこ
とにも悩んでいる。ここのイーノックさんは朴訥な元農夫で、元々はペンも、勿論武器も手に
したことは無かった。

⇒核:自分に対しての怒りが殆ど。
(他の存在に対しては大概が怒りというよりは嘆き)。
翼が多少小さめなのは、それにほぼ限られていることと、自己嫌悪とかはするけど
親しいものに好意を向けて貰える自分を嫌ってはいないため。



@藍翼のかれ
“天の御使い” “神に最も近しいもの”という雰囲気で人間ぽさの薄い感じ。
<神>も多分いかにもですねって感じのわかりにくいあたり?
でもビニ傘お気に入りぽかったり、感情が薄い&出力下手なのかも。
ぴくしぶで幾つか見たビニ傘ファンネルをここでやっとかないと(笑)で投入してみましタ・w・
イーノックさんに対しては「人間風情が」なんだけど、<神>が価値を認めるそれにどこか
で期待のようなものも持っている。
 Sec蛇足でボソってあったリリス髪色が藍色なのは、傲慢に通じる“独善”要素。


⇒核:元になったものは文中通り、“我儘”と自認する部分。
“助けたい”という感情や使命感に直結しているので、存在の根幹や存在意義でもあり翼は
大きめで六対。
<世界>の機構の一端であるという部分も含んでます。


※翼の大きさは、本体のフェルさんが時々一対だけ出してるときは大分大きいです。
背丈近い。
六対の場合は↑であるように腕の長さくらいです。数多く出すほど小さめになる。
(わさわさして扱い難いと思っているせいw
その気になれば、何対の状態にも関わらず一定範囲でサイズ左右出来ます)


◆元からほぼ書いてあったのは・・
11頁(夜明け前〜)からENDマークまで。
メモの日付は20110203と04。
加筆修正はしてますがまあ大方そのままです。
ほかは経緯案とかふたつめのななつの案メモくらいだったんで、前〜中分どのくらいにな
るのやらとあわあわしつつ書いてました。
一先ずは、やっと此処まで辿り着けて良かったorz

ノクさんの大きさ変動は原典のメタトロンネタ。
先のフェルさんのほうの決断と、コレについては、以前にこっちのメモ『書記官になった
ネフィリム』
で出してたネタの別.verです。


コード【chord】は和音。
コード‐ネーム【chord name】
軽音楽で使う和音の記号。Cm, C7など。
だそうで。
暗号名のコードネームってここから?
配線とは綴りが違った。

我・汝のフレーズはやっぱり「女神異聞録PERSONA」(ATLUSのゲーム)かな。
世界修復ネタは、ちらと「真・女神転生Nocturne」(上に同じく)。
〆の台詞もメガテンネタ(“仲魔”になるときの台詞)ですが、茶目っ気も混じえて使ってる
フェルさんと違って、ノクさんのほうは“元ネタ”がわかっているわけではなくてただ片言
で真面目に応えて返してます(笑。日本語で言ってる言葉の意味自体はわかってるので)。

世界修祓と音のイメージは、「うつほ草子」(諏訪緑さんの漫画)。
神の構造ネタモデルは、以前にもラジエルさんのとこで書きましたがTSのオラクルのシス
テム。
継承時の描写イメージは、一応「鋼鉄都市」シリーズ(某アシモフさんの小説)の主人公の
片方であるダニールがとあるものを手にした某シーンの曖昧な記憶から。

エルの去り方については、以前雑記でボソったように「純白の血」系譜のかれらのイメージ
が混ざっているのであんな感じになってたり。


ぴくしぶのほうでは表紙絵素材から“挿絵”に、継承時のイメージかも!と思ってたイーノッ
クさんの絵をお借りしてます・w・


因みに、ナンナがリリス経緯と一緒に聞いた“現状の問題点”は
<世界>が危機に瀕している+ネフィリムがそれに最終的に関わると思われる
という辺り。
<代替わり>については旅開始前から承知しているのがエル・フェル・ラジ、
“塔”後にノクさんと同時に四天使には知らされていますが、ナンナが聞くのは完了後です。
(信用度というよりも負荷的な方向で、ほかの天使も知りません)


◆例の“制限”は?
ノクさん対応仕様の場合、元々“ひと”であり、継承前に“近付いた感覚”と“恋愛”フラグを確
立してしまっている、ので大分緩やかです。(ノクさんはこの“制限”については知らなかった
ので意図的には勿論無意識的にもそういう意味で踏んだわけでは無)
その後から<Tell>に至る補完は<Tran->で。



20110430:



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