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*音源のみ登場or出て来た名前*

付属CDは黒乃さんが決めてて、
Actシリーズは決めているのとお任せがあって、ミニドラは基本ライターさん任せ とかかな〜と



[単行本限定版付属CD]


3巻付属

サンジェルマン:
某伯爵が有名過ぎるが、名前の由来は“聖ゲルマヌス(Germanus)”で
同名の聖人は数多く、仏語圏の地名にも散見されるそう。
 伊:ジェルマーノ 仏:ジェルマン 英:ジャーメイン
同名のカクテルはエリクサー(錬金術の霊薬)の一種とされている薬草酒
シャルトリューズが使われている。


4巻付属

アスムンドとアシュエイト:
出典についてはCD頁のほうを。北欧人名は中々出て来ない・・。
アスムンドソン(アスムンドの息子)という名字があるようです。
アシュエイトは更に不明。


5巻付属

ロレッタ・サンダース:
ラテン語の月桂樹・月桂樹の葉=ローレル系の女子名らしい。
ギリシアの月桂樹や月桂冠由来だと思われる。

サンダースはSanders?Thunders?
意味は出てこなかったので英和で引いてみると
 sander:紙やすりをかける人・砂で磨く人・(機関車の)砂箱
    ・・だそう。磨き職人?の複数形=集団とかギルド?
 thunder:雷鳴、(古・詩)落雷、怒り・威嚇や非難など、大声etc
・・雷か、大声の持ち主とか?
前者はプーさんの表札で有名(笑)。
意味的には作中の“銀”と関連ぽいような気がする。

ローズ・サンダース:
ローズはラテン語の薔薇“rosa”から。
古来より人気のある花で、キリスト教ではキリストの象徴でもあるが、
中世には人々を惑わすとして教会がタブー扱いしていたこともあるら
しい(因みにジャガイモも花が咲くのに実がならないとして“悪魔の林
檎”と呼ばれてたとか)。

スミス:
ジョン・スミスと言ったら英語版の山田太郎。
古英語の“職人”。〜smithとついて主に金属加工職を指し、地名にも
よくあるそう(Black-:鍛冶職人・White-:ブリキ職人・Gold-/Silver:金
細工/銀細工職人など)。
うぃきぺによると英国より米国にSmithが多いのは、他国からの移民で
鍛冶屋系の名のものが英語形に改名したからだそう。


6巻付属

ジョセフ:
ジョゼフの発音が多いがジョセフもあるとか。
ヘブライ名のヨセフ・ヨゼフから。
Yo(ヤハウェ=神)+seph(加える・増やす)で“神よ増やし給え”とい
う意味らしい。聖書関連には四人ほどいるそう。
 英・仏:ジョゼフ・ジョセフ スペイン:ホセ
 ポルトガル:ジョゼ 独:ヨーゼフ ポーランド:ユゼフ
 伊:ジュゼッペ
略名はジョー・ジョーイなど。
女性形はジョゼフィーヌ・ジョゼフィン
ジョセフというと思い出すのは・・だったんだけど。
コレ、カメラ繋がりで はーみっt



ウォーカー:
英語の“歩行者”“散歩者”の意味。
英語圏の姓・名やミドルネーム。



[Act.シリーズ]


Act.T

シュルツ:
英語圏・ドイツ語圏の姓。北独に多いらしい。
“教区の責任者”という意味だそう(職業由来)。

ゲイル:
姓名両方ある。
強風、ほか(笑い等の)突発・[米略]馬鹿騒ぎ・興奮など。
“ゲール人”(ケルト系)由来のものもあるかも。

デイブ:
デイヴィッドの略称。ヘブライ語の“最愛”という意味。旧約聖書の
“ダビデ”由来で優れていた人物にあやかるなどの意味合いも。

モリス:
モーリスの英語形で英・仏語圏名。由来は“ムーア人”とかMauritiu
s(肌の色が黒い)とか。聖モーリスという聖人がいるそう。


Act.U

トーマス:
使徒“トマス”由来の名。アラム語の“双子”だとされている。
略称はトム、トミー。 仏:トマ 伊:トンマーゾ など。

マーサ・テイラー:
マーサは初期の信徒の名らしい。テイラーは英名の“仕立て屋”。

ルイス・ガーナー:
ルイスはゲルマン由来の英・スペイン・ポルの男性名で“名高い”+
“戦い”=“高名な戦士”。英姓には別由来のものがある。
 仏:ルイ・リュドヴィーク 独:アロイス・ルートヴィヒ
 伊:ルイージ・ロドヴィーゴ など。
ガーナーは“穀物倉”“たくわえ・蓄積・貯蔵”(〜するの動詞もあり)
のようなので倉庫番などの職業姓?

マチアス:
使徒“マティス”由来の名。マタイ・マチス・マティアスなど。
ヘブライ語から来ていて意味は“神の贈物”。 英:マシュー

パトリック:
聖人パトリキウスに因む名でアイルランド系に多い男性名。女性名は
パトリシア。略称はパット。 仏:パトリス など。
名前自体の意味はラテン語の“貴族”らしい。

ジョアン:
ヨハネに因むポルトガル男性名。意味はジョニー参照
 スペイン:フアン 仏:ジャン 英:ジョン 露:イヴァン
 伊:ジョヴァンニ 独:ヨハン・ハンス オランダ等:ヤン など
プレステ・ジョアンの伝承などもある。


Act.V

ルーシー・オブライアン:
ルーシーは英語圏の女性名。
 ラテン:ルキア スペイン:ルシーア 伊:ルチア 仏:ルシー
由来はラテン語の“光”。
キリスト教関係では<ファティマの聖母>を目撃した三人の内のひとり
の名がルシア。
 オブライアンはアイリッシュ系の名で、最初のオは“〜から”名前の
場合は“〜家出身の”という意味のようなので“ブライアン家(血族)の”
という感じか。ブライアンはケルト神話由来で“強い”という意味だそ
う。

エルロイ:
欧米名のようですが意味が出て来ない・・。
仏語のロイ・ルロイは古仏語から来ている“王”。ケルト系のロイは
“赤”だとか。エルはヘブライ語の“神”“力ある者”。
※ゲール語(アイルランド)の赤はルア(ロア?)らしい
くっつけてみると“神王”だけど、このテの名前構成パターンからすると
“神こそが王(主)”とかだったりするのかな。
“神の赤”?とすると血か? あとカーディナルレッドとか。


Act.W

プルート:
ローマ神話の冥王(ギリシア神話のハデスと同一視される)。
冥王星の名はここから。某鼠の某犬さんの名は当時冥王星が発見された
ことからきているそう。

ゲイリー・バーンズ:
ゲイリーは英語男性名。由来については古英語からなど諸説あるらしい。
ゲイリー・クーパーの人気で一時この名付けが流行したそう。
バーンズはBurnsなら“小川”・Barnesは“納屋”らしい。

ケイト・バーンズ:
キャサリンの略称。ほか、ケイティ・キティ・キャシーなど。
語源はギリシア語の“純粋”という意味があるカタロスだそう。






[本編シリーズ併録ミニドラマ]


ヘリオ併録
Redemption


リリー:
ラテン語の“百合”Lilliumから。
語源はケルトの“白い花”Li-Liumだとか。
白百合は聖母マリア、又はその関係でガブリエルの象徴。


ライアン:
アイルランド由来の姓名。ゲール語で“小さな王”を意味するrighから
だそう。


ヒエロ併録
Dinner


レイモンド:
レイフロが名前のみ言及。名字は不明。グレニック社の人らしい。
チャーリーがわかる人物であるような言い方をしてたし担当者っぽい?
N氏(一章参照)である可能性もあるのかな。
名前の意味は、同名の本編の彼を参照


パオレ併録
Baby・Crisis


ジュディー:
ジュディス・ユーディトの略名。
ヘブライ語の“ユダヤ人の女”という意味だそう。

ドモン:
普通の名前の気がするんだけど・・


アディー併録
Small trouble


トム:
トーマスの略名。Tomはヘブライ語の“正直者”にも由来していて男女
両方の名として使われるんだそう。


インキュ併録
part-time-job


フランク:
“フランク人”由来。“自由な人”“勇敢な人”の意味だったらしく、
英語の“率直な人”(ざっくばらん)の元。

ピーター:
使徒“ペトロ”に由来する英語圏の男性名。元はギリシア語の“石”
“岩”だそう。

ジャック:
名前言及のみ。
聖書の“ヤコブ”から派生し英語圏では非常に一般的な名で変形も多い
そう。英語はJack・仏語はJacques。“太郎”的名の一種。「Hey,Jack」
で「そこの君」(男性に向けて)みたいな。
ジャックとジル = ジョンとジェーン = 男・女 な感じ。


20120113:



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