以下、ネタバレ含む粗筋注意。

@ほぼ1年1巻ペースのため次が出る頃には話を忘れている
とか言われているようなので備忘録的各話メモ作ってみた@


[1巻収録]

第一章:幽宮のヘリオガバルス
夜の内に佇む邸宅。
メイドと二人暮らしの主の元へ、二週間振りの来訪者があった。
恒例行事とばかりにレイフロ邸に殴り込んで負けるけど遠慮なく給血(ごは
ん)は貰うチャーリー。
絶食に限界があるからと半ば強引にレイフロを連れて指定先へ赴くが、ヴァ
チカンからの要請と思わされていたその依頼は実は別のもので・・

場所◆レイフロ邸→中国・北京→十三陵→チャーリー宅
登場◆ミネア/マリー
印象台詞◆「このまま 捕まえていろ」

めも:最後のあれ、形見に分けておいてくれたのをああしたのかなあ。
可愛い。


第二章:ヒエロクルスの迷夢
プロテスタントの親睦パーティーに招かれたチャーリーと同伴したレイフロ。
絶食気味だったチャーリーが危なっかしいので物置部屋に隠れて給血し
ようとするレイフロだったが、そこにいきなり叩きつけられたものが・・!

場所◆ネオ・ユニオン教会→警察署→カザン邸

登場◆メイラー/ハロルド/クレイグ/チェリル/レイフェル
印象台詞◆「残りの分でもう少し 上品な誘い文句を考えて下さい」

めも:チャーリーが白い服を着るなといった本当の理由は。


第三章:去りし黒きアッバ
戦場を彷徨う子供は、夜に棲む不思議な黒い人と出逢った。
しかし優しい人は彼の前から跡形もなく消えてしまう。
まるで全てが夢だったかのように・・・

場所◆教会廃墟→北の町の教会
印象台詞◆「・・・俺の 名は・・・・・・ ・・・・・・・・・。」

めも:当時幾つだったんだろう。145?の末尾の推定5歳くらい?
それなりの概念と語彙は持ってる、けど名前?なので、家や家族と共に記憶
も失った辺りとかなのかなあ・・。


[2巻収録]

第四章:アーノルド=パオレと死の影
チェリルに会うためにチャーリーが飛行機で移動中、貨物室の棺からこっそ
り抜け出してきたレイフロ。
様子のおかしかった女性が乗務員を脅すのに遭遇し一旦チャーリーが取り押
さえるものの、レイフロは何かが気になるらしく二人を連れて貨物室へ向か
うのだが・・・

場所◆飛行機→洋上→島
登場◆ミランダ
印象台詞◆「いいか? 仮にモンスターだとしてもだ
      レディには優しくするもんだぞ。」

めも:気になる女性接触嫌悪症。


第五章:アディーの幽愁
レイフロを“アディー”と呼ぶ“バリー”。
かつての自宅を去って以来避け続けているというそれは何者なのか。
一方、クレイグの訪問を受けたチャーリーはミランダの事件の背景が“ヴァ
ッサロード”という特殊な薬物絡みであることを知り・・・

場所◆チャーリー宅と付近→レイフロ邸
印象台詞◆「エヴァは去るとしますか ご機嫌よう騎士様?」

めも:バリーの外見がチラ出てくるけどまだ本体は未登場。


第六章:セツの試み
電車で移動中のクレイグの元にハロルドからのヘルプコールが。
一方、自宅を放棄することに決め、細かい片付けをメイドに任せて邸内の一
角でぼんやりとしていたレイフロに様子を見に来たチャーリーが声を掛ける。
彼の服と場所に、以前が懐かしいと言い出したレイフロの気紛れのような挑
発に応じて剣を交えることに・・

場所◆レイフロ邸
印象台詞◆「・・・“家”? ココじゃないぞ 俺の家はお前ンち。」

めも:セツは用語解説によるとアダムに瓜二つの容姿の息子なんだそうな。
誰を指しているかと言うと・・。


[3巻収録]

第七章:インキュバスは一度名を呼ぶ。
保護したハロルドを心配するチャーリーに、どうも初対面から一貫してハロ
ルドに良い印象の持てないレイフロは片付けを終えて先に帰ってしまう。
置手紙に含まれた忠告のような謎の一文が理解できないチャーリーだったが、
実際に“それ”に遭遇したのは彼ではなく・・

場所◆レイフロ邸→チャーリー宅
登場◆バリー
印象台詞◆「・・・“大好き”ですよ。 だから開けて下さい。」

めも:バリーの能力の怖いところは、一種の鏡写しの変形であってバリーは
多分半ば本能的に方向性を決めているだけだろうというところ。
悪夢+呼び掛けコンボとか。よく考えると状況とか一寸妙なんだけど、動揺
してたとこに声で安心しちゃったんだろうなあ・・。


第八章:ゾディクスの伽
呼び込んでしまったバリーにレイフロは成す術無く、家の主を待つ間の仮寝
の場所の筈だった寝台の上は血の海と化していた。
一方、胸騒ぎがして仕方が無いチャーリーは不調の子供を一人置いていくわ
けにも、と悩んでいた。そこへミネアから助けを求める電話が・・

場所◆レイフロ邸→チャーリー宅
印象台詞◆「・・・“馬の骨”か。
       “象牙”をそれと見誤る男でもあるまいに
       可愛い嘘だね アディー?」

めも:題名分けされてますが7〜9は話としては一続き。
チャーリーには“幼女に見えていました”が、彼の場合ロリータ趣味なわけ
じゃなくて“女の子って可愛いね”くらいの意識しか持ってないんじゃない
のかと。レイフロは唯一なのでここには反映しないと思われる。


第九章:欺くプルシツは遊離を覗く
帰宅したチャーリーは自室の荒れように呆然とする。
掛け布の下に血とまだ癒えない傷を隠すレイフロは、酔って誰かと遊んだん
だと嘯いて遠ざけようとするが、一旦踵を返したチャーリーはミネアの手当て
を終えると水場からホースを繋いで部屋にとって返した。勢い良く水を浴びせ
かけられて驚くレイフロに彼が告げた言葉は・・

場所◆チャーリー宅
印象台詞◆「・・・だから 全部お前が飲み干して キレイにしてくれ・・・」

めも:重傷のレイフロが痛々しい。
飛行機から落下した時もそうだったけど、人体の基礎に近い構成を痛めると
中々戻らないのかな(うぃきぺの「血液」の項目によると成人の主要造血ポ
イントは骨盤にあるそうで。腰は大事だ)。
使い魔に気付いて中断したものの、普段の給血でも時々ふらっとしてるのに
あのまま飲ませてたら多分チャーリーが後悔する羽目になってた気がするよ。

因みに、用語集によると呪術系の使い魔で種別名は、暗色っぽいほうがプル
シツ、白っぽいほうがポロン。


第十章:ヌッラ、あるいはコーザノストラの亡霊
ウッズレイ社の謎の焼失と社長・幹部連の失踪。“0”という意味を持つも
のとの取引の痕跡が明らかになり、上司は捜査にストップを掛けようとするが
従わないと決めたクレイグ。彼の家には“監禁してやっている”という奇妙な人
物が居た。
家には居るが避けて姿を見せようとしないレイフロを気に掛けながらも、ハ
ロルドを送ってクレイグと顔を合わせたチャーリー。調査のために三人はイ
タリアへ向かう。

場所◆クレイグ宅・チャーリー宅→教会
登場◆86/劉 无頂
印象台詞◆「・・・気を付けて ってのは普通
       旅に出る側が言われる台詞だろう? チェリー」

めも:粗筋の経緯は前章末分です。
86の帰りたくない“家”とは一体どういう組織?


第十一章:ディルーポに降る雨(前編)
運び屋として潜入し、わざと処分施設に送り込まれたチャーリー。
クレイグがボス・劉 无頂に話を持ちかけて気を逸らしている間に、内通
者オーロと協力し、地下室に閉じ込められているというウッズレイの“商人”
の元へ向かうが・・

場所◆イタリア・ディルーポ/カプリ島
登場◆“商人”(以前出てきてたんだけどまともに登場したのは今回)
印象台詞◆「ならその不死身 呪い憎めるようにしてやろう。」

めも:チャーリーああいう格好も似合うじゃないか。10代のようだ可愛い。
手袋重ねてグローブっぽくしたり、肌色揃えてペイントで顔の継ぎ目を誤魔
化してたり。


第十二章:ディルーポに降る雨(中編)
遣り取りを長引かせようと努力していたクレイグだったが、実際は既に全て
見抜かれていて无頂の配下のマークから86が逃げ出したという知らせに
より交渉は決裂。
その頃、ディルーポにはチャーリーたちに向けた“殺し屋”が来訪していた 。

場所◆イタリア・ディルーポ/カプリ島
印象台詞◆「Hi CHERRY?」

めも:完全防備すれば日中でも外出出来るようだ。
まあ相当危険なようですが。


[4巻収録]

第十三章:ディルーポに降る雨(後編)
思い掛けない場所に現れたレイフロに、隠れている二人のことをすっかり忘
れて夢中になるチャーリー。我に返って落ち込む彼だったが、オーロは本物
の吸血鬼!と喜ぶ。“商人”のほうはレイフロに関心を示し何かを問い掛け
始めるが・・・

場所◆イタリア・ディルーポ
印象台詞◆「罰として
       『死にたくねぇ』って思えるまで生きろ!」


第十四章:カーディナルの緋の疑心。
危険を冒し无頂に警戒されるという更なる危険を背負い込んだが、はっきり
した事は掴めず今後を思案するクレイグチーム。ニュースでメイラーを見掛
け、手掛かりと保護を求めてヴァチカンに移動することとなる。

場所◆イタリア内→ヴァチカン
印象台詞◆「ヘイ 牧師様。
       “一本背負い”てのは勘弁してくれねーか?」


第十五章:エヴァの如く誘う者
神の家で嘘をついてしまったのかもしれないこととレイフロの行方を案じて
悩んでいるチャーリーの元に現れたレイフェル。
一瞬レイフロと見間違えて落胆する彼に、レイフェルは情報と引き換えに大
人しくしていろと手を伸ばす。
一方、86は隠していた持物を取りに元自分の部屋だった所に訪れていた。

場所◆ヴァチカンと市外
印象台詞◆「・・・主よ 私は変わってしまいました
     言い訳を用いてまで“聖域”の外に宿を取り・・・・・・
  こうして窓を開け放ち ヴァンパイアの来訪を待ちわびているのです」

めも:チャーリーの“名”は“クリス”でおkらしい。
バリーがレイフロを呼ぶ“アディー”は愛称に聞こえるけど誰が呼んだ名な
のか。


第十六章:仮面舞踏会(マスカレード)で晩餐を
レイフェルを追い出した後、頭文字の合いそうな悪魔をネットで調べて徹夜
したチャーリーはクレイグに起こされるが、部屋の中には覚えの無い資料本
の山とそれに埋もれた見知らぬ男が。“天使”が色々なことを教えてくれる
のだという86の手土産だった。・・彼は窓辺で着替えようとするチャーリ
ーを目にして楽しそうに口にする。“日に当たれるヴァンパイアって初めて
見たぜ”と。

場所◆ヴァチカン市外→オペラ座
印象台詞◆「静かにしてるから
       チェリルの部屋に・・・ ずっと置いていてよ・・・」

めも:ハロルドの離脱と、レイフェルの“エヴァ”の意味。
寝不足とレイフロ成分不足etcでチャーリーがスレスレ。


第十七章:されどラウルは愛染を謳う。
<オペラ座の怪人>の台詞を借りて遣り取りするレイフロとチャーリー。
再び自分の為に彼が姿を眩まそうとするのを悟って、チャーリーはその手を
掴んで引いてゆく。しかしこの一時だけはと願う気持ちも叶わず、彼らの前
にバリーが姿を現した。
・・チャーリーはレイフロを護ることが出来るのか?!

場所◆オペラ座→外
印象台詞◆「・・・『もっと高く!』 『もっともっと高く!』」
       「今の私は 不器用な生き方しか出来ない愛おしいヴァンパイア
       レイフロを信仰している・・・!!」

めも:チャーリー吹っ切った。


[5巻収録]

第十八章:無価値なる、されど美しきサタナス
本体の悪魔の加護を引き剥がさない限り、バリーは幾らでも回復してしまう。
一時退却を提案するレイフロに、逃げても状況は大して変わらないと踏んだ
チャーリーは彼を近くに避難させ、改めてバリーと対峙する。
何とか悪魔の名を伝えようと思案したレイフロは、喉と肺腑を焼く痛みに耐
えながら再び聖書の句言を朗誦し始める・・・

場所◆オペラ座外
印象台詞◆「聖書を朗読することがどれ程のダメージをもたらすか
       私は身をもって知っています。」

めも:チャーリーに関して、これまで日光耐性と信仰がワンセットのように
語られていたが、実は、という事実。


第十九章:ドッペルゲンガーは忘却の俤(おもかげ)
死の淵にあるレイフロを抱えて、神がこのひとを救えないなら、悪魔でもい
いと叫んだチャーリーの元にまるで待ち構えてでもいたかのように現れた
のは・・・・・・
その頃、加護を失い老衰した姿で路地を這っていたバリーの前に、居場所を
突き止めたチェリルとレイフェルが立ち塞がる。

場所◆オペラ座外と・・・
印象台詞◆「・・・それとも砂を持ち帰るかい?」

めも:彼の本当の名前は。


第二十章:狼少年のペルソナとマナー
バリーを拾ったチェリルたちはクレイグから、何故ハロルドに関わっていた
のかの話を聞いていた。掴み難い“嘘つき”の少年の印象を。
一方、レイフロの生命を救った代償にチャーリーを何かに使おうと画策して
いるアルフォード。機械然とした部分を全て作り直そうとする彼に、チャー
リーは家に保存されていた両手のことを思い出した。

場所◆バール/アルフォードのアジト
印象台詞◆「私が “ジョニー・レイフロの体の専門家”だからだよ。」

めも:総計何人居るんでしょうねー。


第二十一章:鳥籠の芝居(プレイ)と不機嫌な観客
レイフロの痕跡を辿り断片を集めていたアルフォード。発展した技術で遺伝
子を解析しクローンを作り上げる。しかし、それらは身体的には同一である
筈なのに“本物”とは何かが違っていた。
一方、前庭付きの豪華な病室に閉じ込められたままのレイフロは何かを画策
しているのか見張り役のメイラーに声をかける・・・

場所◆アルフォードのアジト
印象台詞◆「・・・・・・・・・不可解だな。 だが それで充分だ。」

めも:アルフォードのとこにいるクローン子はなんか皆大人しいんだけど、
環境差実験とかはしないんですかね?
(と、最初思ってたけど背景?とアル
の性格上成立しないことに気が付いた)


第二十二章:ブラフ、あるいは恋文と数独
謎のモデルとしてチャーリーの姿が世間に広まり始め、彼らの行方を突き止
める為に86とバリー、そしてサクラが送り出された。
その頃、チャーリーの両手と一緒に猫姿でやって来たミネアはレイフロと再
会。チャーリーには何枚も綴られた詩のような“恋文”が届く。

場所◆ヴァチカン/アルフォードのアジトほか
印象台詞◆「いっそアンタがァ
       新しい店持っちゃえばイ〜〜じゃ〜〜ん?」

めも:元ネタがないなら9枚書いたの全部記憶してるのかな?
数独と組み合わせると何か出てくる感じだけど・・。



第二十三章:スケープゴートは強かにかぶる
銀に触れられぬ手、聖歌を受け付けない耳、聖書を読めない声帯。
信仰の為に人工物に変えたそれら全てを戻すことはあるのだろうか・・・。
慣れない仕事と本来の自分から遠ざかる自由の無い生活に、その表向きの華
やかさとは裏腹に疲弊していくチャーリー。
そんな折、无頂と取引をして送り出された“商人”と顔を合わせ・・

場所◆アルフォードのアジトほか
印象台詞◆「チェリー殿!!」「チャーリーですっ!!」

めも:題字のかぶるは微妙に特殊字っぽいので平仮名で。
クローン達にはグループ分け?があるようで彼ら同士では違いが判るらしい。
元になった媒体に何かの差異があるのか?
商人改めレイモンド、と話しているときに何時もの形状だったから、手以外
の顔はコーティングで誤魔化してるか、耳は一時的にナマっぽいのに付け替
えたりしてるだけなのかな?

:20110724-26の粗筋纏め+α


[6巻収録]

第二十四章:コート・ダジュールの不夜城
かつて防衛の為に切り立つ岩山に築かれた“鷹の巣村”のひとつ。
招かれた人々が次々に到着し、アルフォードは城館で、チャーリーの教育
係を任せたアスカムと会っていた。“彼ら”をアダムとアベルになぞらえる
アルフォードの目指す目的は・・・
その頃、館の片隅では一つの計画が進行していた。

場所◆アルフォードの館/鷹の巣村
登場◆アスカム
印象台詞◆「チャールズが『滅びの国の王』になる前に
       アイツらを助け出さなくちゃね。」

めも:“約6倍”は多分誤記。
アスカムは姿は前章で出てるけどちゃんと出て来るのはここから。


第二十五章:作戦(ミッション)コード“Break your leg!”(前編)
断食を続けてぐったりと憔悴している様子のチャーリーに、授業にやって来た
アスカムは自殺行為だと驚愕し担当の二時間分休ませることを承知して、レ
イフロの部屋に出入り出来るメイラーに少しでいいから血を貰って来てくれる
よう依頼する。
その日は、“レイモンド”が“アダム”を初めて訪問する予定だった。

場所◆アルフォードの館
印象台詞◆「分かってる。
       だから俺達も上手くやるんだ。 そうだろ?」

めも:ぶらーん、なミネアが可愛いww


第二十六章:作戦(ミッション)コード“Break your leg!”(後編)
部屋を抜け出したレイフロの捜索に騒然とする城館内。
集められたクローンたちがひとりづつコードNo.順に呼び出されて実物を間近
に見覚えているメイラーが調べていくが中々判明しない。
外出していたアルフォードが帰還して他を探しに掛かったが。
その時、監視カメラの映像に狼狽した監視員からの連絡が・・・!

場所◆アルフォードの館
印象台詞◆「・・・もう お別れの時間です・・・
       マスター・・・」

めも:初購入雑誌分がコレでテンションだだ上がり。
推測補完は屑入の底にあります。


第二十七章:無辜に捧ぐ夜想曲(ノクターン)
館からの脱出に成功したものの、残して来たものが心配で憂い顔のレイフロ
の眼に記憶にあるいきものの姿が映り、場違いな調子の聞き覚えのある声
が・・・。86達と合流して通信でレイフェルに食って掛かるレイフロだったが、
優先順位に思考を切り替える。
レイフェル達も合流のためにヴァチカンから南仏へ発とうとしていた。

場所◆村郊外/ヴァチカン/アルフォードの館
印象台詞◆「・・・ああ クリス達を助け出す。」

めも:やっと明らかになる計画の一端。


第二十八章:ペーソスは花を闇路に探す。
ニース空港で合流して改めて顔を合わせる奇妙な取り合わせの六名。
日中の戸外でうっかりコゲつつも懸命に状況説明して皆に助力を請うレイフ
ロと、マイペースに着々と準備を進めている86。
一方、アルフォードによって更に追い込まれ、薬による変化者・ノクテ
ィアンのリーダーに祀り上げられようとしているチャーリーは、アスカ
ムから<Vassalord.>がどのようなものか詳しい説明を受けていた。

場所◆ニース/アルフォードの館
印象台詞◆「・・・・・・俺は
       真に善良なチャールズを 信じてもやれなかった・・・」

めも:クレイグさんの事情。


二十九章:黄昏の鷹の巣村(ニデグル)は死神を拒まない。
出立前にふたりだけで会話をするレイフロとレイフェル。
アルフォードの背景には、かの“悪魔”が関わっているのだろうか?
一方、館地下のホールではノクティアン達が集まり既に役職配分なども決
められていた。後は、“王”のお披露目を待つのみなのだが・・
その時、“クリストファー・J・ゴスの携帯電話”から通話を知らせる着信音
が鳴り出す。

場所◆村近郊/アルフォードの館/レイオン村
印象台詞◆「・・・・・・・・
       ・・・その 申し訳ありません父さん 私にその権限は・・・」

めも:父さん、ってチャーリーが言うと一寸可愛い響きかも(笑)。

20120322:


[7巻収録]

第三十章:彼(か)のツォアルの如く消ゆ(前編)
村内観光中の連れを残して城砦の一室に案内された“ロザリオ”。
顔を確かめさせたレイモンドはかれらを知らないようだったが、しかし
矢張り何処かで見たような・・と武装した部下を配置して眼帯を取るよ
う要求するアルフォード。反応は・・

場所◆レイオン村/アルフォードの館
印象台詞◆「・・・もうじき
       チャールズ・J・クリスフントとしての人生が完全に終わる。
       私に被せられる罪から
       マスターだけは守らなければ・・・」
       「紛れ込んだ子犬を二匹捜している。
       一匹は“チャールズ”
       そしてもう一匹は“ハロルド”!」

めも:チャーリーの↑台詞は回想コマと舞台直前の口元表情込みで。
クレイグさんの台詞は・・うん。


第三十一章:彼(か)のツォアルの如く消ゆ(中編)
ホールに集まっていたノクティアンたちと対峙する傭兵たち。
本能的な怯えで発砲した傭兵が殺されたことから血の気の多い一部の
ノクティアンが触発されて牙をむく。
元々ある程度の予備知識を得ていた傭兵たちは奮戦しているがそう長く
は保たない、と戦いながら何かを待つレイフロだが・・

場所◆レイオン村/アルフォードの館
印象台詞◆「多少難解(タフ)な 足止めが必要だな。」

めも:シルエットの正体判明


第三十二章:彼(か)のツォアルの如く消ゆ(後編)
濃い人外の気配を感じて下へ向かっていたレイフロと付いて来ていた
傭兵が遭遇したものは・・・。
その頃、地下にあるリニアモーターカーの発着場に来ていたアルフォ
ードとチャーリー。今出れば全く追いつかれないと余裕のアルフォー
ドだったがその時行く手を遮るものが現れた・・!

場所◆アルフォードの館
印象台詞◆「恐らくこれは“ヴェドゴニャの血界”
       ヴァンパイアである私達はこれより先へは進めない」
       「・・・それと お前等も一緒に来い。
       リニアならあと五人くらい席はあるだろ」

めも:クローンズわらわら


第三十三章:連なりの悲嘆(グリーフ)
レイモンドたちの監禁場所にやって来ていたレイフェルとバリー。
“アダム”と呼ぶからには無関係じゃないんだろう?とアルフォード
とかの悪魔との関わりについてバリーに訊くレイフェルだったが。
漸く話し始めたそれは・・

場所◆アルフォードの館
印象台詞◆「・・・嫌だ。
       返せ。 そいつは  そいつだけは
       クリスだけは渡せねぇ・・・!!」

めも:一日千秋っぷりな再会時の表情が正直。
   落城時の過去断片情報。


第三十四章:涙声、クリプトを出で立つ。
間一髪で割って入り、リミッターの飛んだレイフロを何とか正気に返
したレイフェルは、走り去ったリニアを追おうとするレイフロを制止
して問い掛ける。
その頃、群体の“衛兵”に苦戦してホール防衛で手一杯の傭兵チーム
の元にアスカムから連絡が入り・・

場所◆アルフォードの館/リニアの行き先
印象台詞◆「ーーーー・・・ああ
       ココにも“ロト(善人)”がいた・・・」

めも:やっとアルフォードの事情。
  某場面の一連のレイフロの返答台詞が・・書けない(笑)


最終章:誓えども有限の極夜(カーモス)
唐突に現れた无頂の目的は。
夜明けの遠くない塔を背景にそれぞれの事情と思惑が交錯する中、
チャーリーはレイフロに願い事をする。

場所◆リニアの行き先/ほか
印象台詞◆「・・・・・・・・・
       マスター
       一つ やり方を教えて頂きたい事があります。」
       「それでも 少しづつ ゆっくりで構いません。
       この胸の重しも私に分け与えて下さい。」

めも:候補多いのと伏せの両方の意味で台詞選択難の回。

0315:




:雑誌掲載済・未収録分:


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