“口チューの謎”について大真面目に考えてみた という大変バカな考察。 “給血(ごはん)時のあれは手加減含み” (一気食いよりも小分けのほうが満足するよネ) と並んでおそらく異端説w だと思うのでお暇なかただけどうぞorz |
結構こだわって考えているとある一件を纏めてみる。 それは 『100年以上付き合っててちょっかいも(レイフロが)出しているのに 口チューしたことがない、ってどういうことやねん』 何のこっちゃ、というかたもいそうなので以下に並べてみる。 前提情報:二章終盤 チェリルに構ったことについてレイフェルが文句を言うと 『人んちのピカピカチェリーに小汚ねぇ ファーストキスつけやがって!』 と、レイフロが言い返しているところ。 この後にじゃあ××だったらと応酬に続いていますが、そのへんにも Noと言っていたり。 四章冒頭の“チャーリーの手を取って自分にあちこち触らせている” 場面なんかも普段の“悪戯”を思わせる言及と共にありますが、ボー ダーラインが明確な直接的な干渉は案外しないんだよな?みたいな 感じ。 (その後のXYZ(笑)も多分殆ど腹慰せに“匂わせて”脅かしただけw) 参考情報:二章終盤手前 悄然としているチャーリーに“マスター”が賞賛と慰めを兼ねるよう に口接ける場面。ぼんやりしていたチャーリーがはたと反応した時の 台詞が、 『あなたはマスターじゃないッ!!!』 何してるんですか、とか止めてくださいとかそーゆーのナシにそっち ?という。直後に蹴りを喰らうまで付近にレイフロが同時に居ること にすら気が付いていませんでした。 ここで、「舌が違うから気がついたの? レイフロだったらされるが ままなのか?」という疑問ポイントを挙げていたかたがいらっしゃい まして。それまで曖昧にスルーしていたのを真面目に考え出してし まいましたw というわけで検討。 A:「キスの仕方が違う」 →レイフロによるとしたことがないので×とします B:「舌が普通」 →全身変化していると思い込んでいたチャーリーが舌だけで判定 するのだろうか?(しかも詐称職業警察でスーツキャラだし) C:「そういえば舌も違・・・って、え? 口にキス?!(驚)」 状況的にチャーリーがキスを即明確に“嫌がる”理由は余り思い当た らないので(怒るとかうろたえるとかならわかるんだが・・)、Cの可能性 がとりあえず有力候補に(笑)。 参考情報:十三章 ディルーポで“商人”に口移しをしていた時、うちはうっかり手前の輸血 パックを口にしていたコマを煙草を咥え直しているのと勘違いしてスル ーしていまして(詳細感想を載せて下さっているサイトさん見て「あ!」 に。レイフロもあのタイミングで回復しておかないとバリーとの対峙が待 っているので必須なのです)。 “レイフロが自分の口中を噛むかして、自分の血を口移しで分け与えた” のでチャーリーが「またかー! しかも同時かー!」(※四章のミラン ダの件参照)的にダブルショックして呆然としているんだと思っていま した(笑)。 ですが、ココは血の方は輸血パックからですので、チャーリーは純粋 に“レイフロのキスシーン”にショックを受けていたことに。 恒例の焼餅だったらわかりやすいんですが、ちょっと反応が・・? 助けるためだから、と拗ねられないのとも何か違うような。 「自分にはこだわってしてくれないのに、わけアリとはいえ知り合っ たばかりの相手に・・・・・(フェードアウト)」 だったら可愛いと思って・w・♪(実は凄く気にしているという・・) 十五章でレイフェルの反応が“キスが上手い”だったので、普段のノ リから考えて“マスター仕込み”だと思っているかたも(当然ながら) いるみたいですが、“口キスしたことない”前提だとチャーリーの場 合ほかで覚える機会もなし。 「器用&職人気質なとこがあるから」+「口にしたことはないけど肌 に触れるのは年季入ってる」で仮定中です(笑)。 そしてもしもそうだとするなら、疑問点は「何で?」です。 八章でズタボロにも関わらずそうなりそうなバリーの仕草を遮ってい るので「キスは嫌なん? そゆとこ割と古風?」と注目していた感想 も見掛けたんだけど、十一章では油断させるためとはいえおとなしく 受けているし、そもそもこれまでの長い時間経過を考えると今更そこ に特にこだわるような気もしない(あれは多分、怒っていたので基本 の姿のバリーに「触るな」のような感じかなあと。チャーリーの鏡姿 のほうでキスされていた可能性もあるし;;)。 “ピジオン”の時のこともあるし、こだわるとしたらやっぱりチャーリー 限定なのではないかな〜と。 国や時代や諸々によってキスの習慣は違うとはいえ、レイフロの普段 の行動からしたらセクハラ(笑)やからかいよりも、むしろ身内的な方向 で挨拶や親しみの意味で軽く触れる程度ならフツーにありえる。 でも無いとしたらどういうことだろう、と。そこで。 参考情報:四章終盤 自業自得(笑)なんだけど自覚がどこまであるんだかよくわからない困 ったさんなレイフロ。 『チェリー〜〜! 頼む 復活のチュウを・・・!!』 強請ってはいるが直後の反応からするとしてくれると思っているわけ でもない、けど別にチャーリーと口チューするのは嫌だ、というわ けではないようだ(笑。仕草参照)。というかむしろ歓迎じゃないのか。 結局軽く頬にしてくれたわけだが、それだけでもこの少し後の思い出しテ レっぷりが本当に真っ赤で可愛い。 ・・・そうなると“自分からはしない”という条件になる。 それってどういうこと? と考えると。 考え付くののひとつは、レイフロが深い“自己嫌悪”を抱えているだ ろうこと。 ヴァンパイア=口で血液を摂取 辺りがポイントかなぁ、と。 糧の希求と吸血に伴う快感とやらへの欲求と一番直結しているとか。 あとまあやはり多分、口と口のキスは特別という認識が根底にあるの かも〜。 レイフロは多分、小さいクリスを拾って手放した時に、俺と居たら良 くないと思う以外に、この子を後々そういう欲求の対象としては考え たく無い、という一端もあったんじゃねーかしら、と思ってるんだけ どどうなんだろう。 まあ既にある意味で時遅く、クリスは完全に“マスター”を自己の存 在前提に近く記憶してしまっていましたが; だから“パパ”と“息子”にこだわってみたり、四章船上のアレのよ うに(特別にそういう場面というわけでもないのに)盾にして線引きし てたりする?ような気配もしないでもないかなと。 ・・・でもまあ結局。 チャーリーを指すキーワードが“ヒエロクルス”(二章のアレは“男女 変化”でヘリオ連想の意味がありますがバリー絡みで再出だし)、バ リーが“夢魔として”チャーリーの姿を取ったので、そーゆー意味の 好意も“持ってしまった”ってことかな? と。 多分このへんの好きなんだけど自分の我儘みたいな葛藤と、でもや っぱり一緒に居たいしくっつくのも好きだーみたいな辺りで、口キスし ないのがボーダーラインのひとつだったりしないかい、のような。 それと贖罪もあるけど、 「クリスに給血(ごはん)で食われるのはいいけど、 俺はあいつの血を飲んだりしない」 みたいなのが背景にないかな〜とか。 (まあチャーリー構造上ちょっと血液量少なそうですけどね;そういう 食糧的な意味ではなく・・) あと、もうひとつ重要な原因としてありえるかもなのが。 眷属化する時に“血を与えた”際の最初のソレが“口移し”だった のでは、という(クリス既に力尽き掛けていましたし・・)。 で、これをあえてノーカンしている可能性がないか?と。 だから、レイフロも自分からはしたがらないし(思い出して嫌がると思って るから)、チャーリーも自分がその後、諸々の混乱だのショックで彼を突 っ撥ねた経緯があるのでしたいとかしてくれという方向のアピールが出 来ない(テレとか以外で)し、こちらも自分からすると思い出させて嫌がら せになってしまう可能性があると思っている。とかネ。 “絵的”には大変わかりやすい気がしないでもない。 もしもこれであった場合は・・・主にチャーリー次第という感じが致します。 ま、なにはさておき。 チャーリーは“レイフロから口キスしてほしい”んじゃないかと思うので (勿論逆も)、一番遅くてED付近ででもいいから目に出来たらいいと思う のです(笑)。 直接じゃなくてもおk w ひたすら戯言で申し訳ない! 以上。 20110919: |
目次に戻ります / おまけ頁に戻ります / 屑入の底に戻ります |